動物病院で経営コンサルタントを導入する際の注意点

2018年7月26日 (木)

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動物病院で経営コンサルタントを導入する際の注意点

 

 

 

 

 

 

執筆者:株式会社船井総合研究所

動物病院ユニット

村田 悠一

 

 

 

そもそも経営コンサルタントとは

 

 

動物病院に限らず、経営コンサルタントという職種は、経営に関わる意思決定のサポートや、世の中の流れに適した方向性にモチベートする職種のことを指します。

 

また、動物病院の院長先生が進みたい方向性への推進力を担保する機能もあります。

記事を執筆している私もそうですが、スタッフと院長先生の間に入って、動物病院の運営を推進しているものも経営コンサルタントかもしれません。

 

そういった意味でいうと、経営コンサルタントの仕事内容とは、未来を形作るためのサポートという意味が強いです。

 

ただ、未来を形作るといってもなかなか理解しづらいかと思います。そのため、動物病院の院長先生によく間違えられる部分としては、経営コンサルタントと税理士さんの違いからご説明いたします。

 

 

 

税理士さんと経営コンサルタントの違いについて

 

 

 

動物病院業界では、特に税理士さんと経営コンサルタントの違いがわからないという声を聞きます。もっというと、動物病院の院長先生の中には、

 

「税理士さんと経営コンサルタントのやっている内容は同じでしょ?」

 

とおっしゃられる方もおられます。

 

では、具体的にはどういったことが違うのでしょうか。

 

下記3つの軸に基づいてご説明いたします。

 

1.スタンスの違い

2.入れる目的

3.出来る内容

 

1.スタンスの違いについて

 

 

 

 

まずは運営をする上でのスタンスの違いからご説明させていただきます。

スタンスの違いとは、どういったことが得意かということです。

 

イメージでいうと、税理士さんは過去からの統計に基づく守りの提案で、

経営コンサルタントは院長先生の進みたい方向に基づく攻めの提案という形です。

 

そのため、過去の売り上げとの比較や傾向、税金などの調整などは税理士さんの右に出る職種はなく、動物病院の院長先生が進みたい未来を実現するための推進力という意味合いでは経営コンサルタントの右に出る職種はございません。

 

仮に動物病院のサービスを飲食業に例えると、動物病院のお金を冷蔵庫です。

税理士さんの行なっていることは、冷蔵庫の整理です。そして、賞味期限を見ながらどの食材を調達するべきかの管理を行なっております。

 

逆に経営コンサルタントは、その冷蔵庫の中に入っている具材とお客様(飼い主)が欲しい料理の認識を一致させる役割をしております。

 

結果として、調理師(動物病院のスタッフ)が提供する料理は品質も問題なく、お客様(飼い主)が欲しい料理を提供できる仕組みになります。

 

そういった意味で、もしお客様(飼い主)離れが進んでいる動物病院の場合は、食材の管理を丁寧に行うだけでは閉店します。

 

逆にお客様が喜ぶレシピや、お客様の嗜好性がわかっていても、料理が作れなければ閉店します。

 

そもそも、提供する料理が安全性に問題がある場合も閉店します。

 

税理士さんと経営コンサルタントと、実際に調理をする動物病院のスタッフは三位一体でなければならないのです。

 

 

 

2.税理士さんと経営コンサルタントの入れる目的の違いについて

 

 

 

 

動物病院で税理士さんを入れる目的は、多くの動物病院が節税目的かと思います。また、どういった機会を購入するべきかの判断にも税理士さんを活用される場合が多いかと思います。

 

経営コンサルタントを入れる目的は、動物病院の院長先生とスタッフの間をとりもつ役割もあれば、より売上を上げるためなど様々です。

 

しかし、基本的に経営コンサルタントは財務状況を加味した上で、次のステージに進むために何が必要なのかを示唆する方が傾向として多いです。

 

設備投資の際も、そもそもその設備を投資回収するのにどのくらいかかるのかや、事業計画に沿った投資の判断なのか、どのくらいの市場規模があるのかを経営情報を元に提示し、実行面もサポートする形です。

 

また、資金計画についてもご提示する場合もあります。他にも開業する場合は診療圏分析おを行なったりします。

 

動物病院の未来を動物病院の院長先生と一緒に形作る。

 

それが経営コンサルタントを入れる目的ということです。

 

ただ、経営コンサルタントを導入する場合は一つだけ気をつけなければならないことがあります。経営コンサルタントはあくまでも個人個人で能力に違いがあります。

 

導入を検討される場合は、動物病院業界のことをどのくらい把握しているのかという部分と、どれだけ他業種のノウハウを会社として持っているのかが重要です。

 

では、動物病院の業界特性を把握しておく理由と、他業種のノウハウを会社として持っておかなければならないのかの理由を解説いたします。

 

 

動物病院の業界特性を把握しておかなければならない理由

 

 

まず最初に動物病院の業界特性を把握しておかなければならない理由は簡単です。

経営コンサルタントは経営のプロです。しかし、業種特性を把握していなければ数字の裏側に潜んでいる経営の傾向がわからないからです。

 

そのため、皆様に一つ忠告をしておきます。

 

経営コンサルタントの導入を検討している場合、動物病院業界の業界平均値となる経営指標や、診療科目ごとの推移などを把握しようとしている経営コンサルタントを選択して下さい

 

経営コンサルタントは、あくまでも無資格者です。だからこそ、注意が必要になります。

 

では、次に会社の中に他業種のノウハウを持っているかどうかの違いです。

 

他業種のノウハウを会社として持っておかなければならない理由

 

経営コンサルタントという職種は未来を作らなければならないというのは先ほどお伝えいたしました。

経営コンサルタントとは、動物病院の院長先生と一緒に未来を作る職種です。そうなった場合、業界の延長線上の提案しかできない会社であれば、時代の変化についていくことができません。

 

また、今の時代は情報量が多くなり、誰でも情報にアクセスできる時代です。動物病院の場合でも、常に他業種のセミナーなどの知識も把握する必要があります。

 

動物病院の経営においても、業界の常識を疑い、未来を開拓していかなければ未来はありmせん。

 

しかし、業界の常識を疑い、正しい方向で未来を開拓するためには他業種で先進的な取り組みを行なっている業種のノウハウが必要不可欠です。

 

そのため、個人の経営コンサルタントよりも会社として、幅広い業種のノウハウを有した総合的な経営コンサルティングファームの方が質の担保ができます。

 

 

 

出来る内容

 

 

 

 

それでは最後に、経営コンサルタントと税理士さんの出来る内容について解説いたします。

 

税理士さんはどのくらいの経費を使っており、今後どのくらいの額の投資が出来るのかを判断することができます。

 

経営コンサルタントは、どのようにサービスを提供したら良いのかというサービスの提供の定義を変えることができます。

 

例えば、動物病院のサービスの定義を「治療」ではなく、「治療しないこと」に変えることが出来るのは経営コンサルタントです。

 

すなわち、治療から予防です。

 

このように業界の常識を疑い、消費者目線でどういったサービスを提供するべきか。

そして、そのサービスは社会性・収益性・教育制を備えており、クライアントである動物病院の院長先生が取り組みたい内容なのか。

 

こういった提案や推進ができるのは、動物病院業界に精通しており、他業種のノウハウを豊富に抱えている総合的な経営コンサルティングファームのみです。

 

是非ご検討いただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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