獣医師が内視鏡設備を有効活用するためのノウハウ

2018年7月22日 (日)

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獣医師が内視鏡設備を有効活用するためのノウハウ

 

 

 

 

 

執筆者:株式会社船井総合研究所

動物病院ユニット

村田 悠一

 

 

内視鏡設備を有効活用するということは

 

 

 

多くの獣医師の先生は、内視鏡設備を導入したいと考えられているはずです。またこの記事を見られている動物病院の院長先生も内視鏡の導入を積極的に考えられているか、すでに内視鏡設備を導入されていることかと思います。

 

また、実際に内視鏡のセミナーに積極的に参加されている動物病院の獣医師の先生方も多いかと思います。

 

今回の内容は、動物病院で内視鏡の設備の導入を検討されている獣医師・動物病院の院長先生と、すでに動物病院に導入されている動物病院の院長先生・獣医師の先生方に向けての内容になります。

 

そして、通常の内視鏡の臨床セミナーでお伝えするような術式などの内容ではなく、動物病院の経営のセミナーでお伝えするような、内容となっております。

 

内視鏡の技術を臨床のセミナーで習っても内視鏡を使う機会がなければ意味がありません。

 

設備を導入し、治療サービスを提供することで、獣医師の先生も飼い主も幸せになっていただくために、通常有料のセミナーでお伝えするような内容をブログで発信いたします。

 

是非最後までご覧いただければと思います。

 

多くの動物病院が設備を導入するだけになっている!?

 

 

 

 

 

 

皆様の動物病院では、内視鏡をどういった目的で導入されておられますか。

 

軟性内視鏡として、胃内異物、食道内異物などの異物除去や胃/小腸/大腸生検などの消化管検査、胃瘻チューブ(PEGチューブ)の設置といった使い方でしょうか。

 

それとも、硬性内視鏡として、腹腔鏡手術、胸腔鏡手術、膀胱鏡手術に活用するのが目的でしょうか。

 

どういった目的にしても、動物病院の院長先生か獣医師、もしくは、動物看護師が飼い主に内視鏡を使うメリットや価値を説明しなければ、動物病院で内視鏡を使用することは出来ません。

 

多くの動物病院の院長先生や、獣医師の先生方はそこを見逃されています。

 

今回の内容は、下記手術の説明をされる場合や、対象症例の場合は、必ず必要となる内容になりますので、是非そのままお読みいただければと思います。

 

組織生検手術として、肝生検・腎生検・膵生検・脾生検腸生検・リンパ節生検をする場合でも、避妊・去勢手術として、卵巣摘出術・卵巣子宮摘出術、潜在精巣(陰睾)摘出術をする場合でも当てはまる内容です。

 

また、病的腹腔鏡手術として脾臓摘出術・胆嚢摘出術・副腎摘出術・腎臓摘出術・肝臓部分摘出術・膵臓部分摘出術をしたい場合でも多くは当てはまります。

 

その他、腹腔鏡補助手術といった膀胱結石摘出術・消化管内異物摘出術・門脈体循環シャント結紮術にも該当する形です。

 

組織生検手術として、肺生検・胸腔内リンパ節生検や胸腔鏡手術としての肺葉摘出・心膜切除術、乳び管結紮術(乳び胸)といった手術でも基本的には同じです。

 

※適応症例による部分があります。

 

 

内視鏡を活用するためには、やるべきこと

 

 

 

ここからは、動物病院の院長先生や、獣医師の先生、動物看護師さんが内視鏡設備を活用するために何をしなければならないのかを解説いたします。

 

今回の内容は、実際に弊社が内視鏡のセミナーで動物病院の院長先生にお話しさせていただいた内容になります。

 

下記図をご確認ください。

 

 

 

 

 

こちらは、動物病院の院長先生や獣医師、動物看護師が飼い主に対して必ず行なっている説明の流れを体系化させたものになります。

 

獣医師の知識と飼い主の知識に大きな乖離がある場合、まずはその治療や手術が犬ちゃん・猫ちゃんにどういった効果があるのかを説明する必要があります。

(組織生検手術であったり、避妊・去勢手術であったり、脾臓摘出術・胆嚢摘出術・副腎摘出術・腎臓摘出術・肝臓部分摘出術・膵臓部分摘出術などを行わなければならない場合)

 

Step.1

獣医師・動物看護師が飼い主に、内視鏡を活用することでどういった付加価値を生み出せるのか説明する

 

 

 

 

 

 

なぜそんな当たり前のことを書いているのかと思われた、動物病院の院長先生や獣医師の先生が多いのではないでしょうか。

 

こういった内容は、臨床のセミナーではあまり触れられない最も基本的な内容です。

 

 

まず伝えなければならないことは、

 

「その手術や検査をすることで犬や猫、強いては、飼い主にどういったメリットがあるのか」を伝えなければなりません。

 

そして、付加価値を最大化させるためには、内視鏡を使うのが一番効果的であると伝えなければならないのです。

 

よく動物病院のHPを見ていると、内視鏡を導入したという告知内容を目にします。

 

しかし、それだけの情報であれば、何の価値もありません。

 

あくまでも、内視鏡を導入することで、どういった手術ができ、それが飼い主にとって、犬ちゃん・猫ちゃんにとって、どういった価値があるのかをお伝えください。

 

それが設備を導入することによる付加価値の言語化になります。

 

ただ、あくまでも内視鏡の臨床のセミナーで技術は習得してくださいね。

 

そうでなければ、飼い主が一番不幸になりますので。

 

Step.2

獣医師・動物看護師が飼い主が抱える不安をしっかり払拭する

 

 

 

 

 

第1ステップの内容は

内視鏡の設備を導入し、臨床のセミナーにも通って、技術もある程度習得した後は、

 

「飼い主に内視鏡の付加価値について、情報発信してください」

という内容でした。

 

次に第2ステップでは、飼い主が抱える不安の払拭になります。

 

消費行動を促す上で、必要なことは、付加価値(メリット)を伝え、相手の不安を払拭することにつきます。

 

今回の場合、内視鏡を活用するための内容になりますので、特に高単価な手術・検査になることが予想されます。

 

高単価な場合ほど、獣医師や動物看護師は、しっかり時間をとって飼い主に納得してもらわなければなりません。

 

しかし、臨床・診察が忙しい場合、しっかりと時間を取ることが難しい場合も往々にあります。

 

そのため、不安を払拭する手段として、上記画像の下記内容を実践してみてください。

 

例えば、内視鏡を導入し、セミナーにも積極的に参加しているのであれば、それをHPに掲載するのも有効です。

 

そして、内視鏡を使った治療が犬ちゃん・猫ちゃんにどういった価値があるのかも記載します。

 

最後に、よく飼い主から聞かれる質問をHPに載せて、(不安の顕在化)

その質問に答える「Q&A」を載せるのも有効でしょう。

 

また、実際に飼い主の前で内視鏡を使った手術や、検査の価値をツールにまとめるのも良いでしょう。

 

兎にも角にも、内視鏡や他の設備もそうですが、購入するだけでは全く意味がありません。

また、その設備を使いこなせない場合も意味はありません。

 

技術は臨床のセミナーで学び、活用するための方法については、上記内容を参考に実践していただければと思います。

 

内視鏡をフル活用するためのまとめ

 

 

 

 

 

内視鏡の設備を活用するためには、

 

Step1.付加価値を情報発信(言語化)する

 

Step2.飼い主の不安を顕在化し、払拭する

 

上記2つのStepを満たすための手段として、HPやツールなどを作成し、活用してください。

 

これからの時代、動物病院業界は必ず二極化します。

また、情報は溺れるほど存在します。

 

今後、動物病院業界で永続する動物病院は、院長先生や他の獣医師、動物看護師に実行力が備わっております。

 

情報は得るだけでは全く意味がないので、是非何かしらのアクションを起こしてくださいね。

 

 

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