ペットビジネスを繁盛させる 経営者のためのメールマガジン’19年3月17日号

2019年3月20日 (水)

カテゴリー : 

船井総研の金子男也です。

我が国の「戦後最長の好景気」は、

“大本営発表”だったのかもしれません。

厚労省の不正統計問題は、国の粉飾かもしれません。

この先、景気はどのように推移するのでしょうか。

海外でも国内でも、著名な企業で業績の下方修正や、

大規模な人員削減が次々に発表されています。

この年末年始での株価暴落は、もしかしたら、

すでにバブル崩壊が進行中と言えるかもしれません。

2015年4月10日に29.54ユーロだった

ドイツ銀行の株価は、

2019年3月15日には7.87ユーロまで下がっており、

破綻が懸念されています。

アメリカも、債務上限問題をクリアーしなければ、

デフォルトするリスクが高まります。

この先、リーマンショック以上の世界恐慌が

日本にも吹き荒れたとして、不思議ではありません。

90年代のバブル崩壊時は、まだ個人にマネーがありました。

しかし、昨今は所得格差の二極化は顕在化しており、

富裕層を除く中産階級~低所得者層では、

生活防衛で精一杯だったりします。

SMBCモビットの親会社である、

SMBCコンシューマーファイナンスが3月6日に発表した、

「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」

によると、この1年で平均貯蓄額は52万円減少し、

貯蓄0円という回答は、

2018年17.1%から

2019年23.1%へと増殖中です。

このまま恐慌に突入したら、ちょっとヤバイです。

そのような状況になったら、どうすればよいのでしょう。

歴史は繰り返すといいます。

リーマンショック時は、客単価が下がりました。

当時、ユニクロがひとり勝ちしていたかと思います。

不況だから低価格志向という「客」に、

ヒートテックという「商品」がマッチ。

そして、木枯らし一号が吹くタイミングで

セールのチラシを大々的に折り込んでいました。

あれから10年。

さらに客単価が下がっています。

その象徴は、作業服のワークマン。

最近はアウトドア系カジュアルが強化されており、

ファミリー層が気軽に買い物に来ては売り場を回遊しています。

鏡や試着室が全然充実していないのが、

いかにも作業服屋さんらしいのですが、

作業服屋を回遊するファミリー客が個人的にはびっくりです。

ガテン系のおじさんや兄ちゃんが、

寅壱のニッカポッカ、日本一の軍手などをバイイングしている、

その隣のゴンドラで、

モンベルのようなヤッケが780円位でカラフルに陳列され、

母娘がショッピングしている。

客層別の品揃えが混沌とした売り場は、

ドン・キホーテで慣れている消費者には

きっと寛容に受け入れられるのでしょう。

ワークマンのIRを見てみると、好調ですね。

先月、第3四半期の決算発表と、株式分割を発表し、

7500円前後だった株価が、

3月14日には一時9980円まで上昇し、

上場来高値を更新しました。

話をもとに戻すと、

所得の二極化はジリジリと拡大中でしょう。

生活防衛意識が高まると、客単価は下がるでしょう。

富裕層向けのハイエンド商品も、

この先、日経平均株価等がどんどん下がれば、

富裕層も手仕舞いモードに入り、

お財布の紐が堅くなります。

そして、トータルの売上は前年を割り込んでいく・・・。

そんなストーリーに耐えられる戦略の見直しをするのが、

最重要経営課題であり、

私のクライアントでは、そのための準備を粛々とすすめています。

その一部を申し上げると、

私のセミナーではよくお話しますが、

「酒樽理論」です。

不況期こそ「酒樽理論」は真価を発揮してくれます。

そして、願わくば、経営の外部環境がどうなろうが、

横綱相撲で乗り切れるだけの底力をつけ、

開業年数が何十年経っていても、

コンスタントに前年対比で110%以上の2桁成長を

維持できるようにしたいですね。

読者諸賢の益々のご繁盛をお祈りします。

ご愛読、感謝です。


経営相談はこちら CONTACT

0120-958-270

お問い合わせ