ペットビジネスを繁盛させる 経営者のためのメールマガジン’19年7月7日号

2019年9月25日 (水)

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船井総研の金子男也です。

記録的大雨の降った九州南部の方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
今年初のセミの鳴き声を関西で耳にしました。
そろそろ梅雨明けでしょうか。

さて、
4月から大企業で時間外労働の上限規制が導入されました。
なんとか残業時間を抑制し、
そのうえで生産性も向上させようと躍起になっています。
我々の業界はほとんどが中小企業に分類されると思いますが、
上記は、対岸の火事ではありません。
ご存知かと思いますが、
中小企業にも来年4月から導入されます。
あと9ヶ月を切りました。
御社では、大丈夫ですか?
この夏、経営をバージョンアップさせましょう!

ちなみに、
バージョンアップする際は、
うれしいことに、国が助成してくれるケースがあります。
与件が整ったらの話ですが、
1企業当たりの上限200万円。
労務管理担当者に対する研修や、
外部専門家によるコンサルティングや、
人材確保に向けた取組が支給対象です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000498227.pdf

御社が助成されるかどうかを我々はコミットできませんが、
詳細は都道府県労働局にお尋ねください。
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shozaiannai/roudoukyoku/

さて、バージョンアップを為しうるためには、
目安となるインデックス(指標)が必要です。
例えば、人時売上高という指標を用います。
人時売上高は、売上を総労働時間で割ったものです。
人ひとり1時間でいくらの売上をあげているかが分かります。

ちなみに、動物病院の場合は、人時売上高の業界平均は、
4902円と算定しています。
貴院の実情はいかがでしょうか?
人時売上高が4902円よりも高いか低いか、
ここ最近の時系列・シーズン別ではどう推移しているか。
それらを踏まえ、人員が過剰なのか過少なのか、
客単価が高いか低いか、などを検証しつつ、
どのようにマネジメントしていくべきかを判断します。
そして、シフトや客単価を最適化できるよう
PDCAサイクルで永続的に改善し続けます。

なお、人時売上高を計算するうえで総労働時間が必要ですが、
「院長(役員)はタイムカード打ってないから分からない」
という事象がよく散見されます。
この場合は、みなし時間でも構いませんので、
まずは概算で現状を把握するところからスタートです。

なぜ、このような指標を用いるのか…。
例えば、触診・聴診・問診もせずに、
確定診断なんて出せないのは、
臨床家であれば言わずもがな と思いますが、
それと同じように、
マネジメント指標は、
経営の”バイタル”のようなものになります。
人時売上高が分からなければ、
組織のコンディションが把握できず、
経営における誤診の元になってしまい、
働き方改革が遅れてしまうのです…。

御社では、大丈夫ですか?
繰り返しますが、
中小企業にも時間外労働の上限規制が導入されるまで、
あと9ヶ月を切りました。
この夏、経営をバージョンアップさせましょう!

末筆ですが、御社の益々のご繁盛を心よりお祈り申し上げます。

ご愛読、感謝です。


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